節約のためには「禁煙」が必要。さまざまな本やホームページで紹介されている節約術になりますが、禁煙を実行しようと思っても難しいのが現実です。なぜならば…タバコは嗜好品ですがニコチン中毒になるからです。
筆者は禁煙して6年になりますが、最初は本当につらかったです。苛立ち、頭痛、眠気、立ちくらみ、予想以上の禁断症状に苦しみました。
あの苦しみは2度と味わいたくない…
最初の数ヶ月は地獄の苦しみでした。禁煙するまで気づいてなかっただけで、ひどいニコチン中毒だったようです。お酒に弱い人がいるように、自分はニコチンに弱い人だったんです。
タバコが怖いところは、禁煙するまで中毒性の高さが分からないところ。そして止めようと思っても「ニコチン依存症」になっていて禁煙できない。とにかく自分でも気が付かないうちに脳が騙されていることです。
自分もそうでしたが、喫煙者の多くは「タバコなんていつでも止められる」と思っているんです。ですから、家族から禁煙を勧められても、どこか他人事だったりします。
では、どうやって禁煙に成功したのか?そして禁煙が節約になると気づいた瞬間はなんだったのか?そんな話をしていこうと思います。
タバコを我慢したら○○が買える
筆者が禁煙をスタートした理由のひとつは「貧乏だったから」です。お金持ちで自由に使えるお金があったら禁煙してなかったと思います(笑)
もちろんそれ以外の理由もありますが、ある日欲しい雑貨を見つけたんです。価格は1,280円でした。買おうか迷いましたが貧乏だったので「節約」という文字が頭をよぎり購入を諦めました。
そこでふと気づいたんです。タバコを数日我慢したら買える金額だと。
そして、家族が家計をやりくりして数百円の節約を頑張っているのに、自分は何も残らないタバコに毎日お金を使っていることが恥ずかしく、そして悲しくなってしまったんです。
その日から禁煙がスタートしました。
欲しいものがタバコ何箱か計算してみよう。禁煙したらすぐ買えるかも。
【事実を知る】身体が欲しいのはニコチン
先ほど書いたように、ニコチンに強い人、ニコチンに弱い人がいます。依存度も人それぞれで「禁煙なんて余裕」という方も多いんですよね。そういう方は自分の意思だけで禁煙できますが、自分は「ニコチンガム」を使って禁煙しました。
不思議なものでニコチンガムを噛むと、タバコを吸いたい気持ちやイライラが収まるんですよ。
ここでまた気づきました。自分はタバコを吸いたくてイライラしているんじゃない。脳がニコチンを欲しいとアピールしているだけなんだ!と。
もし禁煙が苦しいと思ったらニコチンパッチやニコチンガムを試してください。禁断症状が緩和されるなら「脳が欲しがっているのはタバコじゃなくてニコチン」だと気づけるはずです。
自分がニコチン中毒だと気づけば、治そうと思うはず。
もうタバコを吸うことはないと断言します
タバコの価格はどんどん上がっていますし、どこに行っても禁煙の場所ばかりです。今、喫煙者は肩身の狭い思いをしていると思います。
文字通り「周りから煙たがられる存在」に今から戻ろうとは思いませんし、自分は重度のニコチン中毒になる身体なんだと知ったので、もう2度とタバコを吸うことはないと断言します。
そしてタバコを止めてから、徐々に貧乏を抜け出し、お金が貯まるようになったのは偶然じゃないと思います。禁煙することでお金に対する気持ちが変わったことも関係していると思います。
いつか止めたいと思っているなら…今から禁煙して節約生活をスタートしましょう!